CS版感度設定解説 のバックアップソース(No.1)
ここではCS機におけるコントローラでの感度調整について説明していきます。 主に2019年03月20日のアップデートにより追加された調整項目についてを解説します。 #contents *デッドゾーン [#t089001e] &ref(画像ファイルのパス); スティック操作を受け付けない範囲のこと。値が低ければ低いほど極小さな動きも再現できます。 一方、値を上げることで本人の無意識化で起きる小さな指の動きを抑制させることが出来ますが、感度変化の出始めを遅らせることにもなります。 -デッドゾーンは&color(Red){コントローラの機械的な誤動作を抑制する効果};もあります。 --特に長年使用して劣化しているコントローラは触れていないにも関わらずスティックが僅かながら傾いて認識してまうことがあります。 --触れていないのに動いてしまう場合はデッドゾーンを上げる必要があります。 *入力範囲の限界 [#t88324be] &ref(画像ファイルのパス); スティックの最大入力角度を決める値で、上げることで浅い角度で最大入力を入れることができます。 後述する「視点移動加速」の項目が適用される値でもあります。 *反応曲線 [#a31eca86] &ref(画像ファイルのパス); 通常、スティックの角度に応じた感度であるのに対し、 値を上げることでスティック倒し始めの感度を弱く設定することが出来、微小な動きを実現させやすくなります。 -注意すべきは&color(Red){''視点の最大速度は変わらない''};ということ。 --曲線が示すように倒し始めの感度を低くしてる分、&color(Red){一定の角度から急激な感度変化};が起きることになります。 --思わぬ動きで戸惑う場合は反応曲線を低くし、他項目と相談することで解決するかもしれません。 **他項目による反応曲線の変化 [#jcd25407] &ref(画像ファイルのパス); デッドゾーンと入力範囲の限界の値によって曲線が変わります。 -具体的にはスティックの倒し始め又は終わりが変わることで、より曲線が強くなる(一定の角度で急激な感度変化になる)。 --画像は左から入力範囲の限界、デッドゾーン、更にそのふたつを最大まで上げた場合の曲線。 --視点移動速度を低めに設定してる場合は感じにくいが、高めに設定している場合はより顕著に表れます。 --また、反応曲線は浅い角度に倒した時の感度を低くする効果であるため、''デッドゾーンを上げることなくスティックに触れていない状態での誤動作を抑止させることができます''。 *上下左右視点移動速度/エイム時視点移動速度 [#qfa72998] 視点移動速度の最大速度を決める項目。上げれば上げるほど高速になります。 ''値が0でも全く動かないわけではなく、その際も反応曲線による影響を受けるため、実質的に超低感度を実現する場合はこの値を0にして更に反応曲線を上げた場合ということになります。'' -上げれば上げるほど反応曲線による急激な感度変化の度合いが表面化します(体感できるほどに)。 *上下左右視点移動加速/エイム時視点移動加速 [#re6c631a] 「入力範囲の限界」によって定められた最大入力時の角度で適用される視点移動速度です。 ''通常の視点移動速度の値が0でも、この項目の値が高ければスティックの入力範囲の限界まで倒した際の速度が高速になります。'' 逆に通常の視点移動速度より低い値にしても、入力範囲の限界まで倒したら遅くなるといったことにはなりません。 -一瞬でも入力範囲の限界まで倒せば得られる速度なので、マウスのようなキビキビとした動きを再現することが出来ます。 --一方、入力範囲の限界の項目を高めに設定したり、この項目を高く設定していると、自分の意とは相反する急激な視点移動を巻き起こすことにもなります。 --驚いたときなどの局面で暴発してしまうことなど無いよう、「入力範囲の限界」とこの項目を調整する必要があります。 *視点移動付与時間 [#l316bcf4] 視点移動加速が最大速度に到達する時間を設定できます。 値が一番低い場合は一瞬で最大速度を得られ、逆に値が高い場合はゆっくりと速度が上がっていきます。 -「速度は維持したいが急激な視点移動で混乱もしたくない」という人は上げておくとよいでしょう。 --あくまで時間なので、''最大速度まで出したいのならスティックを倒し続けておく''という形になります。 --時間単位で感度が変化していくものなのでエイムするときはあくまで一瞬の大きな動き程度という認識が無難でしょう。 *視点移動付与ディレイ [#a9e9c37f] スティックを入力範囲の限界まで倒しても、視点移動加速が適用されない時間(ディレイ)を設定する項目です。 この値を上げることで思いがけずスティックを大きく倒しても視点移動加速が即座に適応される心配がなくなります。 逆に言えば即座に動かしたいときにタイムラグが生じてしまうということにもなります。 -&color(Red){気を付けるべきはディレイのあとに加速が始まる};という点です。 --視点移動付与時間も上げている場合、このディレイも上げると最大速度到達までかなりの時間が必要となります。 *コメント [#comment] #pcomment(,reply,20,) |